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ゴールデンウィークは映画よりも摘果

五つのうち一つを残し、他は落とさなければなりません。

どれを残すべきかのアルゴリズムは消去法です。それぞれの形に確かに違いはあります。ところが、大きくて、形がよくて、軸が太くてなどなど、幾つもある条件を単純に順番に適用していくことはできません。形がよくて小さいものと、大きくてちょっと不恰好なものどちらを残すか、難しい判断です。昔家電品で流行った言葉で言うと、とってもファジーです。

本当は、こういう判断こそディープラーニングの人工知能が得意とするところでしょう。梨園ボランティアのIT化の次のテーマは、ディープラーニングで決まりです。

摘果スタート

気持ちのいい風が吹いています。

梨園では、見上げると半分くらいが緑色になりました。今日から摘果作業のボランティアがスタートしました。これからひと月半の長丁場。腰を据えてじっくり取り組みます

摘果が終わる頃には、香港から10名の高校生ボランティアがやって来る予定です。その頃には天井は全面緑と赤や黄の袋で覆われているはずです。

出遅れたミツバチ(花粉付け完了)

花粉付け開始から10日以上が過ぎ、冷たい雨に震えていた1週間前とは打って変わって、梨園に降り注ぐ日差しは真夏のようです。


今年はミツバチを見ていませんでしたが、今日やっとその姿を目にすることができました。しかし、残念ですが、出遅れです。

今日の午前中をもって、今年の花粉付けは完了しました。ご参加いただいた体験ボランティアの皆様に御礼申し上げます。

今年は期間中に春の嵐が何度も通過し、例年にない長期戦を強いられました。この先は何事もないことを願うばかりです。

2週間後には、梨園は緑一色に変わり、摘果と袋がけ作業が始まります。4ヶ月後の収穫まであっという間です。

春本番の梨園

冬に逆戻りしたような冷たい雨の昨日とは打って変わって、日中は上着のいらない陽気でしたが、国立は夜になってまた雨が降り出し肌寒さを感じます。例年であれば満開を過ぎている頃ですが、今年の梨園はまだまだ蕾の方が多い印象です。梨の蕾は先端がピンク色ですが開くにつれて淡くなり、満開の頃は真っ白です。咲いたばかりの花の雄しべの先は鮮やかな赤紫で、これは次第に
薄くなったあと最後は黒くなり花弁が落ちます。受粉に適した満開の時間は桜よりも短く、花粉が着いても気温が15度以下だったり数時間以内に雨に濡れると受粉できないので、花粉付けは天気予報を睨みながらのタイミング勝負になります。

今年は同じ枝でも開花のばらつきが大きくて、これまでにない長期戦になりそうです。

花粉付け初日

午後からさとう園 第2梨園で今年初めての花粉付けを行いました。

午前中は、前日からの強い風と今にも降り出しそうな暗い空で、どうなることやらと思いましたが、会員2名、体験ボランティア4名で作業を始めると、間も無く青空が広がり風もおさまり気温も高く、春うららかな雰囲気の中でみなさん花粉付けに夢中です。途中30分の休憩時間には、お茶と園主さん自家製のデコポンをいただきながら会話も弾みました。

今年は桜と同様に梨の花も乱調気味、開花が遅れまだ2分咲きほどです。満開は週明けの水、木曜日頃と思われます。例年は10日を過ぎる一気に散りますが、今年は20日近くまで花粉付け作業が続きそうな雰囲気です。

花粉付け体験ボランティアをまだまだ募集中です。070-1323-7474 まで。

梨いまだ開花せず

3月も終わりですが冷たい雨が降っています。

梨が開花して花粉付けができるのは、4月6日頃になりそうとの園主さんの予想です。体験ボランティアにお申し込みいただいた方々には、大変申し訳ありませんが、いましばらくお待ちください。

剪定、枝片付け完了

1月から続いた、剪定、枝片付けは両梨園とも今日で完了。
まだ春の雰囲気は全く感じられませんが、もう3週間もすると白い花でいっぱいになるはずです。

近くの収穫後のキャベツ畑、モノトーンの季節の中で意外にカラフルで綺麗ですす。

珍客は百舌鳥

今日は久しぶりに、さとう園で枝片付け。昨日の春一番はどこへやら、曇天の冷たい風の中でしたが、体を動かすとすぐに寒さは感じなくなりました。

今日の珍客は百舌鳥、園主さんが土を平すと土の中のミミズなどが表に出てくるのを分かっていて、待っているのだとか。

おなかの羽毛が綺麗なので見とれていましたが、人を利用するなんて意外とずる賢くて怠け者。まあ、百舌鳥に限った話ではないですね。

剪定講習会

梨園ボランティアは、毎年園主さんが企画してくださる剪定講習会に参加しています。剪定講習会では、立川にある東京都農林水産振興財団の普及指導員の方に、毎年同じ木を使って剪定の要領を指導していただきます。「梨は剪定に始まり剪定に終わる」とのことですが、今年の剪定の良否が分かるのは二、三年後。果たしてオリンピックの頃に大きな実ができているかどうかは、今年の剪定にかかっている、というわけです。
遠く丹沢山地は雪化粧していますが、2ヶ月後には眼下の梨畑が梨の花で真っ白に、それまでは谷保天満宮の梅で目の保養です。