五つのうち一つを残し、他は落とさなければなりません。
どれを残すべきかのアルゴリズムは消去法です。それぞれの形に確かに違いはあります。ところが、大きくて、形がよくて、軸が太くてなどなど、幾つもある条件を単純に順番に適用していくことはできません。形がよくて小さいものと、大きくてちょっと不恰好なものどちらを残すか、難しい判断です。昔家電品で流行った言葉で言うと、とってもファジーです。
本当は、こういう判断こそディープラーニングの人工知能が得意とするところでしょう。梨園ボランティアのIT化の次のテーマは、ディープラーニングで決まりです。








今日は久しぶりに、さとう園で枝片付け。昨日の春一番はどこへやら、曇天の冷たい風の中でしたが、体を動かすとすぐに寒さは感じなくなりました。
今日の珍客は百舌鳥、園主さんが土を平すと土の中のミミズなどが表に出てくるのを分かっていて、待っているのだとか。
おなかの羽毛が綺麗なので見とれていましたが、人を利用するなんて意外とずる賢くて怠け者。まあ、百舌鳥に限った話ではないですね。
梨園ボランティアは、毎年園主さんが企画してくださる剪定講習会に参加しています。剪定講習会では、立川にある東京都農林水産振興財団の普及指導員の方に、毎年同じ木を使って剪定の要領を指導していただきます。
「梨は剪定に始まり剪定に終わる」とのことですが、今年の剪定の良否が分かるのは二、三年後。果たしてオリンピックの頃に大きな実ができているかどうかは、今年の剪定にかかっている、というわけです。
