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出遅れたミツバチ(花粉付け完了)

花粉付け開始から10日以上が過ぎ、冷たい雨に震えていた1週間前とは打って変わって、梨園に降り注ぐ日差しは真夏のようです。


今年はミツバチを見ていませんでしたが、今日やっとその姿を目にすることができました。しかし、残念ですが、出遅れです。

今日の午前中をもって、今年の花粉付けは完了しました。ご参加いただいた体験ボランティアの皆様に御礼申し上げます。

今年は期間中に春の嵐が何度も通過し、例年にない長期戦を強いられました。この先は何事もないことを願うばかりです。

2週間後には、梨園は緑一色に変わり、摘果と袋がけ作業が始まります。4ヶ月後の収穫まであっという間です。

春本番の梨園

冬に逆戻りしたような冷たい雨の昨日とは打って変わって、日中は上着のいらない陽気でしたが、国立は夜になってまた雨が降り出し肌寒さを感じます。例年であれば満開を過ぎている頃ですが、今年の梨園はまだまだ蕾の方が多い印象です。梨の蕾は先端がピンク色ですが開くにつれて淡くなり、満開の頃は真っ白です。咲いたばかりの花の雄しべの先は鮮やかな赤紫で、これは次第に
薄くなったあと最後は黒くなり花弁が落ちます。受粉に適した満開の時間は桜よりも短く、花粉が着いても気温が15度以下だったり数時間以内に雨に濡れると受粉できないので、花粉付けは天気予報を睨みながらのタイミング勝負になります。

今年は同じ枝でも開花のばらつきが大きくて、これまでにない長期戦になりそうです。

花粉付け初日

午後からさとう園 第2梨園で今年初めての花粉付けを行いました。

午前中は、前日からの強い風と今にも降り出しそうな暗い空で、どうなることやらと思いましたが、会員2名、体験ボランティア4名で作業を始めると、間も無く青空が広がり風もおさまり気温も高く、春うららかな雰囲気の中でみなさん花粉付けに夢中です。途中30分の休憩時間には、お茶と園主さん自家製のデコポンをいただきながら会話も弾みました。

今年は桜と同様に梨の花も乱調気味、開花が遅れまだ2分咲きほどです。満開は週明けの水、木曜日頃と思われます。例年は10日を過ぎる一気に散りますが、今年は20日近くまで花粉付け作業が続きそうな雰囲気です。

花粉付け体験ボランティアをまだまだ募集中です。070-1323-7474 まで。

梨いまだ開花せず

3月も終わりですが冷たい雨が降っています。

梨が開花して花粉付けができるのは、4月6日頃になりそうとの園主さんの予想です。体験ボランティアにお申し込みいただいた方々には、大変申し訳ありませんが、いましばらくお待ちください。

剪定、枝片付け完了

1月から続いた、剪定、枝片付けは両梨園とも今日で完了。
まだ春の雰囲気は全く感じられませんが、もう3週間もすると白い花でいっぱいになるはずです。

近くの収穫後のキャベツ畑、モノトーンの季節の中で意外にカラフルで綺麗ですす。

東京都農林水産振興財団 研究成果発表会

(都)農林水産振興財団の研究センターの研究成果発表会が、3月22日(水)に西立川駅徒歩10分にある中小企業振興公社多摩支社で、開催されるそうです。

特別講演 「都市農地が街を変える!」 背景計画研究所 代表 井上洋司氏

「東京都産フルーツを利用した果実酢の開発」
~ナシ・パッションフルーツの特徴を活かした酢をつくります~

他にも、興味深い研究成果発表が11課題。事前申し込み不要・入場無料とのこと。

梨の花粉付け 体験ボランティア募集(期間延長)

桜の花が満開になるころ、真っ白な梨の花が咲き始めます。それから約1週間の間、市内に残る2軒の梨園では、数が少なくなったミツバチの代わりに人手で行う梨の花粉付け作業が最盛期を迎えます。
梨の花粉付け作業をお手伝いくださる体験ボランティア、あるいはミツバチさんを募集しています。
軽作業を手伝いながら満開の梨の木を見にいらっしゃいませんか?

今年は天候不順のため開花が遅れ、4月20日頃まで花粉付けボランティアを行う予定です。

[日時] 4月前半の1週間に集中します。 天候によっては作業できない日もあります。ご参加は1日のみでも構いません。作業時間は昼食をはさみ午前9時~午後4時ですが、ご都合により、午前中のみ・午後のみのご参加でも構いません。

[作業場所] 市内梨園(駐車場無し。自転車、徒歩でお越しください)

[報酬] 無償(交通費・お弁当も各自でお願いします)

収穫期、園主さんから梨のお福分けがあります(天候不順などで収穫量が激減した場合はご容赦ください)

[主催・申し込み] くにたち梨園ボランティア事務局
電話   070-1323-7474
メール knv@kusanone.jp
ホームページ https://seisakusyo.jp/knv

(「市報くにたち」3月5日号にも募集記事が掲載されています)

 

珍客は百舌鳥

今日は久しぶりに、さとう園で枝片付け。昨日の春一番はどこへやら、曇天の冷たい風の中でしたが、体を動かすとすぐに寒さは感じなくなりました。

今日の珍客は百舌鳥、園主さんが土を平すと土の中のミミズなどが表に出てくるのを分かっていて、待っているのだとか。

おなかの羽毛が綺麗なので見とれていましたが、人を利用するなんて意外とずる賢くて怠け者。まあ、百舌鳥に限った話ではないですね。

剪定講習会

梨園ボランティアは、毎年園主さんが企画してくださる剪定講習会に参加しています。剪定講習会では、立川にある東京都農林水産振興財団の普及指導員の方に、毎年同じ木を使って剪定の要領を指導していただきます。「梨は剪定に始まり剪定に終わる」とのことですが、今年の剪定の良否が分かるのは二、三年後。果たしてオリンピックの頃に大きな実ができているかどうかは、今年の剪定にかかっている、というわけです。
遠く丹沢山地は雪化粧していますが、2ヶ月後には眼下の梨畑が梨の花で真っ白に、それまでは谷保天満宮の梅で目の保養です。