花粉付け開始から10日以上が過ぎ、冷たい雨に震えていた1週間前とは打って変わって、梨園に降り注ぐ日差しは真夏のようです。

今年はミツバチを見ていませんでしたが、今日やっとその姿を目にすることができました。しかし、残念ですが、出遅れです。

今日の午前中をもって、今年の花粉付けは完了しました。ご参加いただいた体験ボランティアの皆様に御礼申し上げます。
今年は期間中に春の嵐が何度も通過し、例年にない長期戦を強いられました。この先は何事もないことを願うばかりです。
2週間後には、梨園は緑一色に変わり、摘果と袋がけ作業が始まります。4ヶ月後の収穫まであっという間です。


			
			
			

			
			
			
			
			
今日は久しぶりに、さとう園で枝片付け。昨日の春一番はどこへやら、曇天の冷たい風の中でしたが、体を動かすとすぐに寒さは感じなくなりました。
今日の珍客は百舌鳥、園主さんが土を平すと土の中のミミズなどが表に出てくるのを分かっていて、待っているのだとか。
おなかの羽毛が綺麗なので見とれていましたが、人を利用するなんて意外とずる賢くて怠け者。まあ、百舌鳥に限った話ではないですね。
			
梨園ボランティアは、毎年園主さんが企画してくださる剪定講習会に参加しています。剪定講習会では、立川にある東京都農林水産振興財団の普及指導員の方に、毎年同じ木を使って剪定の要領を指導していただきます。
「梨は剪定に始まり剪定に終わる」とのことですが、今年の剪定の良否が分かるのは二、三年後。果たしてオリンピックの頃に大きな実ができているかどうかは、今年の剪定にかかっている、というわけです。
