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「Kunitachi Makers 2017 Early Summer Vol. 3」を発刊しました

 Kunitachi Makers Vol.3 は、クラウド特集号です。国立歩記Vol.38の「教えて! ITワード クラウドでスマホをパワーアップ!」の連動記事「もうちょっと教えて! ITワード クラウドの五段活用」、そして「スマホの容量が足りない」お困りごとをクラウドを利用して解決する方法、の2本の記事です。

 また、「パソコン・スマホ・タブレット自習室」の6月の開室日のお知らせも掲載しています。

 矢川工房店頭とプラムジャムで配布します。

Kunitachi Makers Vol3のサムネイル

新しいプロジェクトに取り組みます

 国立せいさく所は、4年目を迎え新しいプロジェクトに取り組みます。

 起業する時、国立せいさく所は、(1)iPad教室、(2)モノづくり教室、(3)モノづくりコミュニティ、の三つの事業を進めていくことを目標にしていました。3年が過ぎた今、まあなんとかできているのは(1)iPad教室だけという状況です。(2)モノづくり教室や(3)モノづくりコミュニティを諦めてしまったわけではありませんが、「言うは易く行うは難し」という諺どおり、なかなか具現化できずに時間ばかりが過ぎています。それでも、想いを持ち続けていれば小さなチャンスを見逃さずにキャッチし糧として蓄えていくことができます。そして、3年が過ぎてやっとトンネルの出口が見えたように感じています。

 plan kunitAchと名付けた新たなプロジェクトは、学究的な手法で地域課題を提起する plan A と革新的な手法で解決手段を開発する plan I の二つの取り組みを連環させるものです。国立市に関わる様々な方のご協力、ご参加をいただきながら進めていく枠組みを、今秋の実施を目標に構築していきます。

 と、言い切れるほど成功に自信があるわけではありません。が、今やらないと一生後悔するという強い気持ちでいます。

 詳細をご案内するまでに、もう少しお時間をいただきますこと、ご容赦ください。

パソコン・スマホ・タブレットお困りごと相談

春の「パソコン・スマホ・タブレットお困りごと 誰でも無料相談」は第2、第4水曜日に開催

 ご好評いただいている「パソコン・スマホ・タブレットお困りごと 誰でも無料相談」、4月、5月、6月も、第2、第4水曜日に開催します。ご連絡が遅くなりましたことお詫びいたします。(6月14日(水)のみ時間変更、または日程変更の可能性があります。)
 新しいiPadが、3万円台からという初心者でも買いやすい価格で発売されました。旧機種からの買い替えや、新たに購入される方も多いと思います。Touch ID (指紋認証) など新たなセキュリティ機能の設定もしっかり行って「便利に、かつ安全に」タブレットを使っていく方法、といった相談も分かりやすくアドバイスさせていただきます。お気軽にいらしてください。

日にち:4月12日(水)、4月26日(水)、5月10日(水)、5月24日(水)、6月14日(水)*、6月28日(水);(6月14日(水)のみ時間変更、または日程変更の可能性があります。)

時間:午前10:00〜午前12:00(当日受付先着順、受付は11:30まで)

場所:プラムジャム(富士見台第一団地 むっさ21内 「とれたの」隣り)

福生市公民館 スマホ初心者向けFacebook & Twitter講座

福生市内在住・在勤の方に、福生市公民館主催の
「スマホ活用術!フェイスブックとツイッターをやってみよう」
講座のご案内です。
受講料無料、3月14日(火)、17日(金)、24日(金)の全3回、10時から12時、場所はさくら会館で、スマホ初心者向けにFacebookとTwitterの使い方を指南します。

これをご覧になっている方は受講の必要はないかもしれませんが、ご友人、ご家族などで最近スマホに替えたけれど電話とメールにしか使っていない、などという方がいらっしゃいましたら、講師として責任をもってFacebookデビューをお手伝いいたしますので、お声がけいただければ幸いです。

今週から募集を始めましたが、15名定員のところ、まだまだ余裕があります。申し込みは福生市公民館(042-552-2118)まで

なお、「スマートフォンの基本操作(メールやメッセージのやり取り)、アプリのダウンロードができるかた」とありますが、できなくてもサポーター2名がお手伝いしますので、ご心配は無用です。

【お困りごと その六】スマホの料金をもう少し節約したい

 スマホの料金、結構かかりますよね。一人分の月額料金が新聞代と昔の電話料金を足したくらい。家族四人では割引があったとしても大きな出費です。最近では、そんな事情もSIMフリースマホや、格安通信サービス会社の登場で変化の兆しがありますが、メールアドレスが変わってしまったり、突然通信速度が遅くなったりと、面倒だったり期待を裏切られたりする人も多いようです。

 このコラムでは、現状のスマホと通信サービス会社を変えずに、少しは不便になることも我慢しつつ、Wi-Fi接続を活用して、できるだけ料金を節約することを考えたいと思います。

 スマホでは、下表に示した三種類の電波が主に使われています。このうちインターネット接続に使われるのはLTEとWi-Fiです。携帯大手三社のLTE通信料金は、音声とデータの定額プランの組み合わせで、このうちデータは、例えば5Gと2Gの定額プランで月額1500円の差があります。このGはGiga byte(ギガバイト)の意味で、通信できるデータの量、データ通信量のことです。

電波の種類 特徴
LTE (エルティーイー) 街中でどこでもインターネットに接続できる携帯電話の電波。高速だが使用するためには携帯電話会社との通信契約が必要で月額料金が発生する。データ通信量に上限がある場合が多い。
Wi-Fi (ワイファイ) 家の中や、喫茶店など様々な施設で使える電波。高速でデータ通信量に制限なく無料で使える場所も多い。家の中で使うためには、別に光回線などのインターネット接続契約が必要で月額料金が発生する。
Bluetooth (ブルートゥース) タブレットとヘッドホン、キーボードなど主に機器同士を接続する電波。省電力だが低速。インターネット接続に使われることは少ない。

 まず第一に毎月自分がどれくらいのデータ通信量を使っているのかを知る必要があります。例えば2Gを超える月がないのに、契約しているデータ定額プランが5Gならば、すぐにでもプランを変更することで翌月からスマホ料金を節約することができます。毎月どれくらいデータ通信量を使用しているかは、携帯電話会社の利用料金明細サイトで確認することができます。

 次に、データ通信量自体を減らすことを考えます。データ通信量の大きい動画視聴などを止めてしまえばいいわけですが、そうもいかないでしょうから、ちょっと不便を我慢して、動画視聴などは街に増えているWi-Fiスポットや自宅のWi-Fi接続のときに限ることにしましょう。ところで、今接続しているのがLTEとWi-Fiどちらなのか意識しながら使い分けるのは煩わしいもの。そんな時は、LTE接続の時には動画視聴などができないようにスマホを設定してしまいましょう。例えば、iPhoneでは設定アプリの「モバイルデータ通信」の項目でアプリ毎にLTE接続の使用/不使用を設定することができます。動画アプリはオフ、マップや路線検索はオン、といった具合です。人によってはメールなどもデータ通信量が大きい場合があります。アプリ名に併記されているLTE接続のデータ通信量を目安に、利便性も考慮しながらオン/オフを設定するとよいでしょう。

 アプリによっては、さらに詳細に設定できるものがあります。例えば代表的なSNSであるFacebookには動画の投稿や広告がありますが、標準設定ではこれらの動画は自動的に再生され、見たいわけでもないのにLTE接続のデータ通信量を大量に消費する結果となります。Facebookの「設定」「アカウント設定」「動画と写真」「自動再生」には、「Wi-Fi接続のみ」という選択肢があり、これを選ぶことで、LTE接続時には動画を自動再生しないように設定できます。

 なお、スマホをモバイルWi-Fiルータ代わりに使えるテザリングは大変便利な機能ですが、接続しているパソコンやタブレットにはWi-Fi接続としか認識されません。このため、スマホ側のLTE接続の使用/不使用の設定に関係なく、パソコンやタブレット上でアプリの自動更新や動画の自動再生が実行されてしまい、知らないうちにデータ定額プランの上限まで使い切ってしまう、といったことが起こりがちですので注意が必要です。

もうちょっと教えて! ITワード「Wi-Fiスポット活用術 くにたち編」

 中央線沿線でも駅前や商店街で「Free Wi-Fi」の表示を見かけることが多くなりました。街中でスマホやタブレットをインターネットに接続するサービスは、公衆無線LANサービスと呼ばれています。あらかじめ月額使用料を支払う契約をする有料のサービスと、誰でも使える無料のサービスがあり、無料のサービスを「Free Wi-Fi(フリーワイファイ)」と表記することが一般的になっています。残念ながら国立には、立川や吉祥寺のような統一マークこそありませんが、市内のFree Wi-Fi スポットは徐々に増えています。その一部を下表にまとめてみました。

 接続方式には、家庭にあるWi-Fiルーターと同様のSSIDと暗号化キー(セキュリティキー)で接続する方式と、メールアドレスとパスワードなどでユーザ登録をしてから接続する方式があります。ユーザ登録方式の場合は、3ヶ月や半年など有効期限が設けられていることが多く、その期間内であればメールアドレスとパスワードの入力のみで接続できますが、有効期限が過ぎた後は再度ユーザ登録が必要になります。

 暗号化の項目は重要です。手元のスマホやタブレットとWi-Fiスポットの間の無線電波を傍受されても他人に読まれないように暗号化しているか、ということです。AESという暗号化方式に対応していない場合には、使い方に注意しましょう。キーワードを入力して検索をする程度なら問題はありませんが、個人情報やパスワードを入力するような使い方は避けた方が無難です。ただし、多くのインターネットサイトは、SSLという規格で通信の内容そのものを暗号化しており、電波を傍受されても情報が読まれないように保護していますので、それほど神経質になる必要はありません。SSL通信を使用しているかどうかは、下図のように、URLが「https://」で始まっている、先頭に錠のマークが付いている、などで見分けることができます。


 右図はJapan Connected-free Wi-Fi アプリのFree Wi-Fiスポット検索画面です。こうしてみると、矢川工房のある矢川駅周辺にも結構な数のFree Wi-Fi スポットがあることがわかります。

 セキュリティにだけは注意して、Wi-Fiスポットを使いこなせば、「今日は朝から温泉で新しいアイデアを思いつく仕事中」、なんていう働き方改革も見えてくるかもしれませんね。

参考図書:今すぐ使えるかんたん mini Wi-Fi無線LAN基本&便利技 Windows 10 対応版,リンクアップ著,技術評論社,2016

「Kunitachi Makers 2017 Early Spring Vol. 2」を発刊しました

 Kunitachi Makers Vol.2 は、Wi-Fi特集号です。Wi-Fi スポットを活用して「スマホの料金をもう少し節約したい」、そして国立歩記Vol.37の「教えて! ITワード 街に増えているWi-Fiスポット」の連動記事、「もうちょっと教えて! ITワード Wi-Fiスポット活用術 くにたち編」の2本の記事です。

 また、新たに開始した「パソコン・スマホ・タブレット自習室」のお知らせも掲載しています。

 矢川工房店頭とプラムジャムで配布します。

Kunitachi Makers Vol2のサムネイル

 

「パソコン・スマホ・タブレット自習室」を始めました

 国立せいさく所では、新たな取り組みとして「パソコン・スマホ・タブレット自習室」を開設いたします。

  • お困りごと相談の指導内容を、繰り返し練習する。
  • ワープロや表計算ソフトで文書や表を作成する。
  • スマホやタブレットでネットショッピングをする。
  • ブログやSNSに記事を投稿する。

などなど、PCやスマホ、タブレットの使い方をしっかりと身につけるための自習時間としてご利用いただけます。操作手順を忘れてしまったり、ご自身でエラーが解消できない場合には、常駐しているアドバイザーがサポートします。ただし、質問は一問一答形式を原則とします。

 座席数は5席です。ご利用料金は500円/1時間です。
 2月の開室時間は13時から16時、開室日は予約状況カレンダーをご参照ください。

 なお、「自習室」とはありますが、利用者同士の学び合いの場、省エネのためのクールシェア、ウォームシェアの場でもあります。質疑応答などのために他の方の話し声や、プリンタなどの操作音も聞こえます。必ずしも静かな環境ではないことを、あらかじめご了承ください。

 詳細、お申し込みはこちらから、皆様のご利用をお待ちしております。

パソコン・スマホ・タブレットお困りごと相談

冬の「パソコン・スマホ・タブレットお困りごと 誰でも無料相談」は第2、第4水曜日に開催

 ご好評いただいている「パソコン・スマホ・タブレットお困りごと 誰でも無料相談」、1月、2月、3月も、第2、第4水曜日に開催します。2017年もよろしくおねがいいたします。
 進級、進学、就職を控えたこの季節、新生活にも欠かせないIT機器は何を揃えたらいいのか、どうすれば費用を抑えられるのか、といった相談も分かりやすくアドバイスさせていただきます。お気軽にいらしてください。

日にち:1月11日(水)、1月25日(水)、2月8日(水)、2月22日(水)、3月8日(水)、3月22日(水)

時間:午前10:00〜午前12:00(当日受付先着順、受付は11:30まで)

場所:プラムジャム(富士見台第一団地 むっさ21内 「とれたの」隣り)

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、延べ180人の方にワンコインお困りごと相談をご利用いただき、また、公共施設や大学等で講師、講師補助を勤めさせていただくなど、充実した一年を過ごすことができました。たいへんありがたくお客様、関係者各位に感謝申し上げます。

さて、新年はいくつか新しい試みを始める予定でおります。

一つは、マンツーマンで行う現在の「お困りごと相談」に加えて、自習形式で一対多のサポートを行う「自習室」の時間を新たに設けます。一問一答のサポートを受けながら、利用者ご自身で自分専用のマニュアルを作っていくことを目指します。ガラス張りのため真冬でも25℃近くになる矢川工房でのウォームシェーアも兼ね、1月中に試行開始の予定です。

もう一つは、「お困りごと相談」に電子カルテシステムを導入することです。利用者の方のお困りごとの内容、処方、トレーニングレシピを継続的に記録していくことで、コミュニケーションの円滑化や、より的確な助言に結びつけることを目指します。更に、お困りごとを独力で解決できる力をつけるため、電子カルテの特徴を生かして、利用者ご自身のカルテをご自宅などから参照できるようにします。電子カルテシステムは4月から運用開始する予定です。

どちらも、このサイトで順次詳細をお知らせしてまいります。

本年も、国立せいさく所をどうぞよろしくお願い申し上げます。